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TRY UNITE

声優、アニメ、たまにサッカーの事について、感じたことをつらつらと。

小宮良之著 『おれは最後に笑う』 と オタク

サッカー 読書 中島愛 アニメ 書籍

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

大好きなものをより強く好きにさせてくれる。

そんなきっかけをつくれる人って素晴らしいと思うのですが、タイトルの著作は大好きだったサッカーを、より深堀して、いろいろな表情を伝え、より強く好きにさせてくれた一冊になりました。全12章、どれも素晴らしいのですが、今日は本の最後に描かれている

 

『遺書、それから』

 

を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 

この章では日本人のサッカー選手である福田健二さんについて描かれています。

 

福田健二 - Wikipedia

 

ユース年代では代表として選出されましたが、A代表での選出歴はない為、サッカーファンでない方にとっては縁遠い選手かもしれません。日本だけではなく、海外でも活躍されていますが、それは気持ちが強くプレーに現れるスタイルだったからだと認識しています。思わず応援するのに熱が入る、そんな選手です。

 

www.youtube.com

 

事実は小説より奇なり。といいますが、福田選手のこれまでのサッカー人生は一本のヒューマンドラマを描けます。成功と挫折の繰り返し。故郷である愛媛への凱旋。世界各国での活躍。そしてそのどの瞬間にも家族を含めた周囲の支えがある。激動的な半生はどれも印象的ですが、中でも小学生の頃にお母様を亡くされた際、お母様からの遺書を読むと、これまでの福田選手のご活躍と重なり、強く心を揺さぶります。

 

「好きなサッカーで

 世界に胸を張れる

 選手になってください」

 

大切な人から最後の言葉を受け取り、それを反芻することで生きる中での力に変えていく。お母様の言葉どおり、同じ日本人として世界に誇れるご活躍をされた福田選手に強く胸をうたれ、プレーの背景にある物語が観るものをいっそう魅了します。現在までプレーを続けていることは、サッカーの神様が福田選手に与えたご褒美であるように思います。サッカーをする父の姿を見た、奥様、娘たちと、家族として強い絆を築けていることが、福田選手を何より幸せにしている気がします。

 

努力を重ねることで、ご褒美のような時間が与えられる。

これはサッカーに限った話ではありません。オーディションにことごとく落選し、芸能生活最後のつもりで受けたマクロスのヒロインオーディションに合格した中島愛さん。全然人気を得られなくても、少しずつ活動を広げ、様々な背景をもつ9人のキャストを中心とした努力が実り、今や一時代を築いたアニメにまで成長したラブライブ!

もちろん、誰しもが得られる成功ではありません。しかし、努力を続けなければ何も始まらないことを僕らに教えてくれます。嫌なことがあると気持ちがめげてしまいそうになりますが、そんなときに自分を支え、もう少し頑張ってみようと思えるきっかけをくれるサッカーやアニメには本当に感謝しなければなりません。

 

経験が人を豊かにすると信じています。自分の中に閉じこもるのは簡単で、居心地は確かにいいです。しかし、そこから少しでも外に出て、いろいろなものに触れること。時には失敗をしながらも、そこから得られるものによって、自分の人生をより豊かにしてくれる。僕は今日もサッカーを観、アニメを観て、日々を生きる力を蓄えたいと思います。

 

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