TRY UNITE

声優、アニメ、たまにサッカーの事について、感じたことをつらつらと。

千菅さんのファンからみたアイマスライブへの参戦発表

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

先日、千菅春香さんがアイドルマスターシンデレラガールズで演じられている

松永涼

として、ステージに立つことが発表されました。

 

idolmaster.jp

 

ファンの勝手な視点ですが、これは6月に発売される千菅さんのアルバムタイトル同様

「TRY!」

な発表だったと受け止めていて、アルバムを発売後も、とても千菅さんらしい活躍が期待させられるニュースでした。

 

では、なぜ「TRY!」なのか。

その理由は2点。

1点目は「アルバム発売後、間を空けずに新しい歌唱機会がありそうだ」ということ。

2点目は「大きなステージに立つ、という経験を得られる」ということです。

 

1点目ですが、アルバム発売はひとつの区切りになりがちで、音楽活動に真摯に取り組む千菅さんであれば、少し充電というか、アルバムで得られた経験を消化するような時間をとるのではないか、と勝手に想像していました。。

押しも押されぬ人気を得ている方では次から次へと進展がありますが、ゆっくりと時間をかけて歩んできたという印象の千菅さんは、どうされるのか、少し気になっていました。

そして、アルバム発売後の展開として歌唱を披露するのが前述の「松永涼」というキャラクターとして、となりそうだということ、これは千菅さんの新しい側面を「押し広げてくれる」ことになりそうです。

dic.pixiv.net

千菅さんと言えば、ツインテールの似合う愛らしいキャラクターであったり

dic.pixiv.net

ひとつのことにひたむきに取り組む、誠実なキャラクターを演じてきたという印象です。

dic.pixiv.net

デビュー当初に多かった「愛らしさ」のあるキャラから、「ひたむきさ」のあるキャラクターを演じるようになったのは、それがそのまま「業界での千菅さんの個性の認知の推移」と捉えています。

千菅さんのラジオや、イベントに参加すると感じられますが、彼女の魅力の一つは「何事にもひたむきに取り組む姿勢」だと思っています。

もちろん千菅さん自身と演じるキャラクターの個性において、細部に違いはありますが、演じる上で根底にあるものが似ていて、千菅さんの個性がそのままキャラクターの魅力を引き出すことに繋がっていたように感じていました。

 

そこで今回の「松永涼」というキャラクターです。

音楽に対する真摯な姿勢に共通点はありますが、これまで演じてきたキャラクターの中でも非常にクールな印象があって、前述の「坂木しずか」を演じられた時とは違った個性に挑戦することになりそうです。

なお、前述したアルバムの中に収録される

『本当の声をあなたに預けたくて』

という楽曲で、クールな歌声を披露していて、この方向にどう表現が広がっていくのか、本当に楽しみです。

www.nicovideo.jp

 

そして2点目ですが、これまで少しご縁のなかった「大きなステージに立つ機会を得られる」ということです。

これまでの大きなステージというと、2013年に幕張メッセで開催された、マクロスのクロスオーバーライブで、「プラネット・クレイドル」一曲披露したのみだと記憶しています。

ameblo.jp

ちなみにこの時のパフォーマンスでしたが、非常に大きな会場だったのにも関わらず、非常に伸びやかな歌声だったのが印象的でした。

思えば、デビューして間もない頃だったと思いますが、少なくとも歌声には緊張した様子は見られませんでしたし、今度のライブでのパフォーマンスは非常に楽しみです。

 

また、今回のライブで千菅さんはさいたまスーパーアリーナSSA)に立つわけですが、現状においては、アイマスのライブでデビューできるというのはとても良いご縁だな、と感じています。

個人的にアニメ関連のライブでSSAといえば、アニサマ、というイメージしかなく、アニサマに出演できないと、SSAに立つのはよほどの人気がないと難しい、と思っています。

そのアニサマは多種多様なファンの方がいるのに対して、アイマスのライブはいわゆる「プロデューサー(P)」の方しかいません。

その「プロデューサー」というのは千菅さんが出演されている「夜中メイクが気になったから」でも、多くの方がいらっしゃいますし、もちろんPの方の中にも様々な方がいますが、基本的に演者を温かく見守られている方が多い印象です。

SSAという大きなステージに立つ際、大きな緊張があるかと凡人は想定しますが、その際に歌う対象がイメージしやすい方が、緊張は和らぐ気がしています。

また、ステージに立つのは同世代の声優さんが多く、見知った方も出演される、というのも良いパフォーマンスを促してくれる一つの理由になりそうです。

 

ひとつのニュースで、いろいろと自分の中の「楽しみ」が広げられたとても大きな発表だったと思っています。

千菅春香はアルバム発表後もTRY!し続ける、そんな風に受け止めています。

 

いち千菅さんのファンとして、今回のニュースでは楽しみな部分が多いのですが、一番の楽しみは

「大きな会場でこそ、千菅さんの歌声の真価を感じられる」

と想像している部分が、確かめられるかもしれないところです。

 

2013年に聴いた歌声は大きな会場にも関わらず、心地よく、どこまでも伸びて、届けられそうでした。

今年、SSAのステージで「松永涼」として

 

「アタシの歌でたくさんの人がアツくなってくれる…悪くないね、アイドルも! 今日は失神して病院送りになるまで、ファンもアンタも帰さないから。じゃ、いくよッ!! 覚悟はいいッ!?」

 

という「アツい」台詞、「アツい」歌、「アツい」パフォーマンス、本当に楽しみです。

願わくば、ライブビューイングではなくて、端っこの席でもいいので、SSAの会場で、それを体感できたら、さぞ幸せでしょう。

まずは「松永涼」としての楽曲が発表されるのか、個人名義のアルバムと同様、首を長くして楽しみにしています。

ライブ LAWSON presents 高垣彩陽 3rdコンサートツアー2016 “individual” 相模大野公演

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

4月16日に相模女子大学グリーンホールにて開催された、高垣彩陽さんのライブに参加してきました。

そこでの感想をネタバレを多分に含んでお届けするので、セトリなどまだ知りたくない方はご覧にならない方がよいかもしれません。

 

 

 

僕自身、すごく久しぶりのライブ参加でしたが、心の底から参加してよかったと思える時間になりました。

きっとこの日、参加された方々も思い思いの期待を胸にライブに参加されたと思います。

僕自身は「音から発せられるパワーを全身で受け止めに」参加しました。

我ながら気持ちが入りまくった気持ち悪い理由ですが(笑)

 

ただ、僕がライブに参加するのは「自分の肌で、その場の雰囲気を感じられるから」「他のファンの方と作り出す雰囲気は何物にも代えられない」と、有難いことにこれまで参加したライブから学んだと感じています。

また、特に高垣さんは同い年ということもあって、彼女が発する言葉、雰囲気、愛らしいダジャレまで、どれもが自分の力になってくれていました。

お仕事に対する姿勢、キャラクターとの向き合い方、周囲への感謝。

上手くメリハリをつけながら、どんな瞬間にもそういった姿勢が感じられる気がして、そしてそういう姿を拝見することが、自分の日々を生きる活力になっていました。

 

ライブは、『Walking on Sunshine』からスタート。

前回のツアーでも同じように思いましたが、アルバムの一曲目からライブをスタートさせるっていうのは、個人的にすごく良いと感じています。

なぜって、一曲目から知っている曲が流れるって安心しませんか?

前回のツアー、僕は予習して臨みましたが、一曲目って繰り返し聞く回数が多くなる曲ですし、高垣さんの場合、その良く聴いた曲がCDよりも断然いい!となるんですから、一気に以降の曲が楽しみになるんですよね。

 

次の曲に『君がいる場所』を選ぶのも、高垣さんらしい選曲だと思います。

私と連番してくださった方は、デビュー曲から高垣さんを応援していらっしゃる方でしたが、その方がライブ終わりにこの曲が聴けたことを熱っぽく語ってくださった理由がすごく良くわかります。

一曲目が「今」の高垣さんを代表する曲なら、この二曲目は高垣さんにとって、そして熱心に応援されるファンの皆さんにとってはそれこそ代表曲の一つ。

個人的にはこの二曲だけで、かなり多くのファンの心をぐぐっとライブに引き寄せてくれた気がしています。

 

そこからは2ndアルバムに収録されている曲が続き、個人的には『Secret of my love』が印象的で、というのも、さすが30歳!という大人な振付が心に刺さって、脳内にあやひとり旅でのせくしぃ写真が自然と思い出されたり。

このあたりは曲調の変化が大きかった印象があるんですけど、どれも自然と曲の世界に引き込んでくれるあたり、さすがだなぁ、さすがだよなぁって、ぼーっとステージを眺めていた気がします(笑)

 

そこから、お着換えタイムを挟んで、アヴェ・マリアを披露してくださったあたりから、僕の心のスイッチが切り替わりました。

ライブに参加するまで、胸が苦しくなるほど、熊本・大分の地震のニュースを見。

ライブに行けるの、幸せだよな、、、

ってぐっと感謝してから、ライブに足を運んだこともあって、高垣さんが地震の追悼の為に歌っているように、勝手に脳内変換してしまったんですよね。

美しい歌声は全身で音を浴びていて、心地よくすらあって。途中から鳥肌が止まらずでした。

 

そこから『dream a dream』で女優高垣さんに魅せられて、次の曲に移るまでに高垣さんから

「次に歌う曲は、自分がアルバムを作るときに、どうしても記憶に関する曲を入れたかった」

といった主旨の発言をされて。

ご出演された「私の頭の中の消しゴム」という朗読劇での、思いが強かったんだろうなぁとぱっと感じたんです。

そこから「ご縁を大事にする高垣さんらしいなぁ」「それで、自分はどうだろうか」と思っていたところに、歌っていただけたところが、個人的な今回のライブのハイライトになりました。

 

『記憶の湖』

 

という、アルバム収録曲だったのですが、歌い出しから、地震のこと、日頃自分が周囲に対して大切に出来ていないこと、それに対する後悔がそれこそ頭の中を駆け巡って、途中から涙が止まりませんでした。

自分は幸せだなぁっていうポジティブな気持ちから、自分は今まで何をやってきたんだろうっていうネガティブな気持ちまで。

そういう気持ちを柔らかく、優しい歌声ですべて包んでもらっている気がして、それはそれは頭の中がとっちらかって、大変でした(笑)

この後『愛の陽』を歌ってくださったとき、回りの方々はすぐに立ち上がって、盛り上がっていたのですが、僕はもう立ち上がれなくて。

オタクはつえぇなぁと思いつつ、ぶわーっと湧き出して止まらなかった感情を整理するのに精いっぱいでした。

 

そこからあとはもう、消化試合だな、、、

と思っていたら、歌わないと勝手に決めつけていた『夢のとなり』を歌ってくださって、また感情の波を抑えられませんでした。

この曲は、当時仕事がきつくて、それでもがんばらなきゃいけない状況を励ましてもらうように聴いていて、その時を思い出してしまって。

つらかったけど、あの時頑張れたおかげで、ここまで何とか楽しくやってこられた気がしていて、いろんな感情がどばっと噴き出してしまいました。

まがいなりにも、三年間、ご活躍を拝見してきてよかったなぁ、と強く感じた瞬間でした。

 

ちなみに、このライブ中、高垣さんがライブでやりたいこととして、ファンの皆さんの近くにいく、ということで、歌唱中に通路へ行く、ということをしてくださったのです。

普通はそこでテンションが上がりに上がると思うんですけど、いろんな感情が湧き出てしまって疲れたオタクは、あんまり近くに来てくれた現実を直視できなくて、ありがたい気持ちを掴み損ねました。小さい身体を、あんなに近くまで連れて来てくれたのに、、、

 

もちろん、これ以外にも『縁』を初めて生で聴けたりとか、いいライブだなぁと思えた瞬間はたくさんあったのですが、ブログを書くのにいろいろと思い出してて疲れたので(笑)、ひとまずここまでとしたいと思います。

ツアーグッズ、何も買わなくてもいいや!と思っていた前日。

実際にグッズを見たら、グッズ、いやいや、ガチャ、いやいやと悩みに悩んで、結局買わずにいたライブ前。

悩んだのを忘れたように、フォロワーさんをお待たせしてまで終演後に物販に並んでしまったことが、今回のライブに参加して良かった!という気持ちをわかりやすく表してくれていたように思います(笑)

今回参加して、心から良かった!と思ったので、次回どういう心持ちでライブに行けばいいのか、全くわかりません。

中野サンプラザ行き納め、は何か違うし、「ひとまず」高垣さんのお姿を見納め、という気持ちで、今回に続き、次回も湿っぽい気持ちになってしまいそうです(笑)

アニメ たまゆら 卒業写真 第4部 朝~あした~

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

大好きなアニメ作品を最後まで、温かい涙を流しながら見届けられたことは

本当にありがたいし、このアニメと出会えたことに心から感謝しています。

たまゆらとの出会いを振り返ってから、本編について書いていきます。

 

僕にとって、このたまゆらという作品は本編のテーマと似たものをたくさん

運んでくれました。

時計の針が止まってしまったようだった主人公の楓ちゃんが、周囲の人に

温かく支えられながら成長したように、僕自身もたくさんのありがたいご縁に

恵まれた作品でした。

また、汐入から竹原へ、環境を変えた楓ちゃんと同じように、僕自身も停滞

していた環境から、外に出て実際に経験すること、人と触れ合うことの

素晴らしさを教えてもらいました。

 

たまゆら、という作品をしっかり観たのは2期から。OVAの存在を知らず、

1期は「なので」という口調に違和感ばっかり感じて、坂本真綾さんのOPと

中島愛さんのEDとピアノという素晴らしい音楽。そして寿美菜子さん演じる

三次ちひろちゃんにもらい泣きした、くらいの記憶しかありません。元々、

涙もろい私にとって、泣きはしたけど、強く心に残るアニメではありませんでした。

 

それが変わりだしたのが、台風のさなか、行われた汐入でのイベントから、

でしょうか。

それまで僕はアニメのイベントには参加したことが無くて、その日も中島愛さんが

EDを歌ってくれる、それだけを楽しみに足を運んだ記憶があります。そこで

ちょうど1期をおもしろおかしく振り返る場面があり、失礼ながらまめぐの歌以外

何も楽しみにしておらず、期待値が低かった僕にとって、アニメのイベントは

なかなか楽しいぞ?と、思わせてくれるきっかけになった瞬間でした。

 

そこから2期のお披露目イベントだった、東京ドームシティホールであった進級

イベントも忘れられません。

それまで基本的に、いわゆる「ぼっち」でイベントに参加していた僕が、たくさんの

まめぐのファンの皆さんと初めてお会いして、話のできた、とても貴重な機会でした。

自分がいいと思うものを、同じようにいいと、あるいは自分以上にいいと思って

いらっしゃる方と話を共有できることが、他の方とご縁が出来ることがこんなにも

ありがたく感じられて、今の自分に多大な影響を与えてくれた機会でした。

たまゆらという作品はもちろん、まめぐという人柄もあって、オタクって楽しいと

オタクになりたての私に感じさせてくれたこと、今でも感謝しています。

 

そしてたまゆらで一番忘れられないのが、2期が終わってから広島と竹原で

開催された2日間のイベント。

僕はそこで初めて「遠征」を経験し、夜行バスを経験し、聖地巡礼を経験して、

自分で実際に経験すること、感じること、それを同じように他の誰かと共有

できることが、本当に幸せに感じた瞬間でした。竹原という街が素晴らしい

街だったこともそうですが、基本閉じこもりがちなオタクを外に引っ張り

だして、外の世界、知らない世界に触れることがこんなにも楽しいことなんだ、

というのを余すところなく、教えてくれた時間だったように感じています。

※ここで千菅春香さんの歌唱を間近で聴く機会がなければ、きっと今の僕は

 ないはず。そういう意味でも僕の人生の何かの転機だったのかもしれません。

 

「おかえりなさい」

というのは本作のひとつのメッセージだと感じていますが、たまゆらの作品に

留まらず、作品の外にまで自分が「かえってこられた」という感覚をもたらして

くれたり、そんな環境をつくるきっかけをくれた作品を通して、僕は間違いなく

アニメーションがいっそう好きになれたと確信しています。

 

本作にすごく思い入れがあって、最後はこれでもか、というくらい泣いて

しまうのではないか、と思って、ハンカチを握りしめて第4部を拝見しました。

が、実際はあまり涙しなかったんです。もちろん、楓ちゃんを送り出すお母さん

との場面や、楓ちゃんとちひろちゃんが公園でお父さんについて語り合う場面など、

温かい涙はありました。だけど、楓ちゃんのおばあちゃんが言っていたように、

僕自身がいろんな方のおかげで「心が幸せに満ちている」状態だったから、

自分自身も楓ちゃんと同じように幸せだなと感じられたから、以前よりも涙を

流す場面が少なくなったように思いました。

 

これまでたまゆらを観てきて、楓ちゃんに対して自分の中の父性が出てきたり、

周囲に愛されながら成長する楓ちゃんが羨ましく思えたり、心の中での振れ幅が

すごく大きかった、そんな印象があります。

ただ、一番たまゆらに涙した2期の頃と比べて、今は自分自身の環境が大きく

変わりました。オタクとしてはもちろん、一人の人としても尊敬する方との

ご縁があったり。少しくらい苦しい環境でも、今より少しだけでも成長すれば

何かが変わるかも、と思えたり。何より自分自身も楓ちゃんのように誰かに

愛されるようになりたいな、と思えたことが、この作品を通して一番自分が

変わった点だと感じます。そう感じていなければ、僕自身が結婚したいな、

と思うのは、オタクライフをより満喫した後だったかもしれませんし、

三次元の女の子にどうやったら好かれるか、なんて考えなかったかも(笑)

 

たまゆらはあくまできっかけの一つでしかありませんが、たまゆらを通して

得られたたくさんのご縁があったからこそ、今こうして、多くの我慢を

しながら、オタクを楽しく続けられている。おかしなやつかと思われるかも

しれませんが、僕は結構本気でそう考えています。

 

本編自体について深く語るには、もっと見返してから書くこととします。

一時間という時間がすごく濃密に感じられて、すごく情報量が多かった

ですし、それを少しでも自分の心で感じとれたら、記事にしてみたいと

思っています。

 

「人とのつながりで、温かい気持ちになれる」

今、強くそう思えるきっかけをくれた、たまゆらという作品にあらためて

感謝をして、これから何度でも、心が冷たくなったら振り返る、立ち返る、

そんな作品であり続けると思います。製作陣の皆様、素晴らしい作品を

最後まで、形にしてくださって、本当にありがとうございました。

 

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映画 ガールズ&パンツァー 劇場版

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 
ようやく「ガルパンはいいぞ」というのを体感して来たので、その感想を。
 
ガルパンはいい。
僕はその理由はアニメーションとしての完成度の高さがそう思わせてくれるんだと思っています。
完成度の高さを僕がどこに感じるかと言えば、物語の展開の素晴らしさでしょうか。
冒頭から戦車での迫力ある戦闘で世界観に引き込み、温泉のシーンで心を和ませて緩やかな気持ちにさせてくれたと思いきや、急な状況の転換でピンチに陥るキャラクターを描くことで、観客の心をキャラクターに近づけ、さらなる感情移入をさせてくれます。
水島努監督と脚本吉田玲子さんのタッグはSHIROBAKOでもそうでしたが、喜怒哀楽の盛込み方が本当に巧みです。
脚本の素晴らしい物語の下地があるからこそ、セリフや戦闘シーンが映える。
セリフや場面の転換で見る人に緊張と緩和をもたらしたり、悲しいシーンでは雨を降らせたり、あえてセリフを盛り込まない事で観客の想像力をかき立てたり。
どんどん状況が変化するのに、観ている側がキャラクターの気持ちについていけるから、作品の世界に入り込んで、キャラクターが発するセリフと観ている側の心が近くなる。
そして今回は4DXでキャラクターと同じような戦車の揺れを感じられる。それが一層戦闘シーンに引き込ませてくれました。
 
一番好きなシーンは後半での主人公西住みほの「自分がやれることをやりましょう」という趣旨のセリフです。
発せられたのは対戦相手の大学生選抜に苦戦し、チームとしてまとまりが求められる場面。
戦車道では人生に必要なことが学べる、と劇中言われますが、このセリフ一つがそれを象徴してくれていたような感じました。
 
人が力を発揮できるのはどんな時かというと、自分の良さを、特徴を発揮できている時だと思うんです。
指示としては曖昧さがありますが、自分の事を省み、この状況でどうすべきか、各人に考えさせる。リーダーの指示ありきでしか動けない組織にするのではなく、自分で考えられる集団として、メンバーに促したところに、西住殿がリーダーたる所以を感じます。
戦車道が西住殿を成長させている、そう感じさせられる瞬間でした。
 
また、そんな西住殿のセリフに重みを持たせる工夫が劇中で描かれているのも、脚本の素晴らしさです。
彼女が好きなボコという包帯を巻いたクマが好きなのが伝わるシーンがあります。
そのボコがどんなキャラクターかというと、包帯を巻きながらも、苦しめられながらも立ち上がろうとするんです。
作中でも逆境に対して怯みそうになりながらも、勇敢に立ち向かっていく西住殿を心理的に支えてくれている要素のひとつが、ボコというキャラクターであることが感じられます。
ボコは愛らしいアイコンであると同時に、西住殿が何を好み、どうあろうとしているのかまで表現されていて、かつ場面としては戦闘シーンの合間で観客をとても和ませる。ここに水島努監督の作品だなぁというのを強く感じました。
 
ガルパンはいいぞ、というのは「アニメはいいぞ」という言葉で代替できると感じています。
約二時間くらい、人の心をつかんで離さない、むしろアニメの世界観の虜にしてしまう。
そんな力をアニメはもっているということを、ガールズ&パンツァーというアニメはしっかりと伝えてくれていると思っています。
観られている方も多い作品だと思いますが、まだこれからという方はぜひ足を運んでいただけたら、きっと得られるものが多いはずです。
 
またひとつ、購入したい劇場版作品が増えてしまいました笑
 

平野秀典著 『GIFTの法則』とオタク

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 
今回も読んだ本を趣味方面に対して咀嚼してみたいと思います。
 
GIFT、というのはGap、Impact、Focus、Thanksの頭文字。これらを使ってたった一人をまずは感動させる。それが様々な場面で役立つと著者は説いています。
 
Gap。受け手が想像できてしまう予定調和ではなく、意外性をもたせることで、人の心に残るそうです。
ここでふと浮かぶのは声優さんが、というよりオタクたちのイベントなどでの意外性、というか予想外過ぎる行動ばかり。
願わくは、声優さんから意外なニュースで喜びたいものです。
ちなみに、応援している声優さんがイベントで葉っぱを食べるのが定期になりつつある、という事実は個人的になかなか衝撃ではあります笑
 
Impact。これは心に沁みこむようなインパクトを指すそうです。心に沁みる。個人的にはパッと歌が思い浮かびます。特に優しいバラードは、中島愛さんの『神様のいたずら』『ホシキラ』という曲は、僕の人生に残る歌だと言えます。
 
 
人生初めて参加したライブで、生歌がこんなに素晴らしいものなのかと教えてくれたまめぐには、それこそ人生をいい意味で変えてくれたと思っています。
また、心に沁みるという意味では千菅春香さんの『お父さんのカメラ』は素晴らしい竹原の情景と相まって、心が揺さぶられた楽しい時間として、今でも聴くたびに心に沁みる曲です。
 
Focus。これは自分の人生の焦点をどこに合わせるか、という話でした。著者いわく、演技の場面で活かされる要素を、日々の生活に取り込めばよいそうです。
演技、という言葉でぱっと頭に浮かぶのは高垣彩陽さんでしょうか。その場その場でご自身が求められているものを、想像し、出来うる限ら、最高の『高垣彩陽』を僕らに見せようとしてくださる姿勢には、心から尊敬しています。
著者は場面によって、自分を演じ分けているそうですが、高垣さんも時にはアーティストらしく素晴らしい歌を披露し、時にはエンターテナーらしく期待通りのダジャレを披露する笑。
誰しもがいろんな顔を持たざるをえない社会の中では有効な考えなのかもしれません。
 
最後はThanks。感謝を贈る、だそうです。これはこの本だけでなく、いろんなところで見かける言葉ですし、私自身が今一番意識的に実践しようとしている部分でもあります。
もちろん、生きていれば常に感謝することが難しい瞬間は多々訪れます。意見の不一致、認識のズレ、好き嫌いなどなど。
個人的にはそれらを『のびしろ』だと捉えて、自分はどうしたいのか、何が理想なのかを考えるきっかけにしています。
 
他の皆さんを巻き込みながら声優さんやアニメを応援すること、応援することそれ自体を楽しむことを覚えてしまった私ですが、そのきっかけは感謝を声優さんへ届けたいという気持ちからでした。
様々な応援の仕方がある中で、自分がいいと思ったものを、少しでも広めることで、与えてもらった感動の恩返しをする。お金も、時間もない弱いオタクですが、感謝したい気持ちを行動に変えていけたらいいな、と思っています。
 
声優さんから、アニメから、楽しい時間はそれこそ私にとってGIFTであり続けています。
これからも末長く発展し続けてくれるように、まずは自分がもう少しマシな人間になるところから頑張ろうかと思います。
 
 

千菅春香さんのCDデビュー 3周年に寄せて

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 
先日2月27日は千菅春香さんがファーストシングルである『プラネットクレイドル』をリリースされてから三年目でした。
 
 
これにいちファンとして思うところは、素晴らしい3年間だったのではないか、ということです。そう感じる理由をつらつらと書いていきます。
 
千菅さんの場合、爆発的な人気を得ることが無い代わりに、個人的には理想的なキャリアを積んでいると思っています。それはファンになるきっかけが多岐に渡っているからです。歌だけではなく、声優としてのキャリアも充実したことが、確実に歌手としての成長を促してくれているように思います。
 
個人的な理想、とは安定してお仕事を経験し、少しでも長く、充実したキャリアを過ごしてほしいというものです。爆発的な人気は多大な利益や多くの露出機会をもたらします。しかし、同時に多大なプレッシャーや批判をもたらしがちです。もちろん、より多くの方に知って欲しいという思いもありつつ、今のように歌が評価され、声優としても着実に、充実したキャリアを重ねている千菅さんを頼もしく思います。
 
また、千菅さんが様々な楽曲を歌唱する機会に恵まれていることも、同時にありがたいことだと感じています。名前を聞くと、歌のイメージがパッと浮かぶことも、もちろん大事です。その意味では、千菅さんが歌う曲は多岐に渡り、イメージを固定できていないかもしれません。しかし、応援していれば、彼女の真面目さが歌声のそこかしこから感じられますし、表現力の豊かさが声優としてのキャリアを充実させてくれるのではないか、と思うのです。この3年間はファンだけではなく、業界の方にも、千菅春香はこんな歌を歌いこなせる、というのを喧伝する期間だったとも捉えています。
 
では、これからに期待することは何か。歌を下地にしたお仕事の幅が少しずつ増えていけばいいな、と思っています。歌で様々な表現が出来ることは、今声優としての演技にも活かしていらっしゃいます。それは間違いなく千菅さんのお仕事に対する誠実さから生まれているもので、この姿勢を崩さないことで、きっと素敵なご縁が増えてくれるのではないか、そう信じています。
 
次から次へと才能豊かな人材が出てくるのが芸能界の常だと思います。そんな入れ替わりの激しい荒野の中で逞しく生き残る方法。それはその瞬間を精一杯生きる、というシンプルなものであるように思います。自分ではどうにもならないことがたくさんある世界ならば、自分がまずは毎日がどうすれば充実するのか、考えること。それは変化の激しい現代の中では、歌手にも、僕らにも求められる、あるいは生き物に等しく求められるものなのかもしれません。
 
そういう意味ではまずは次のシングル、そしてアルバム、ワンマンライブが千菅さんの思い描く成功に繋がることを心から願うと共に、ファンとして出来ることをほそぼそと実行していかたらと思っています。
 

小宮良之著 『おれは最後に笑う』 と オタク

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

大好きなものをより強く好きにさせてくれる。

そんなきっかけをつくれる人って素晴らしいと思うのですが、タイトルの著作は大好きだったサッカーを、より深堀して、いろいろな表情を伝え、より強く好きにさせてくれた一冊になりました。全12章、どれも素晴らしいのですが、今日は本の最後に描かれている

 

『遺書、それから』

 

を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 

この章では日本人のサッカー選手である福田健二さんについて描かれています。

 

福田健二 - Wikipedia

 

ユース年代では代表として選出されましたが、A代表での選出歴はない為、サッカーファンでない方にとっては縁遠い選手かもしれません。日本だけではなく、海外でも活躍されていますが、それは気持ちが強くプレーに現れるスタイルだったからだと認識しています。思わず応援するのに熱が入る、そんな選手です。

 

www.youtube.com

 

事実は小説より奇なり。といいますが、福田選手のこれまでのサッカー人生は一本のヒューマンドラマを描けます。成功と挫折の繰り返し。故郷である愛媛への凱旋。世界各国での活躍。そしてそのどの瞬間にも家族を含めた周囲の支えがある。激動的な半生はどれも印象的ですが、中でも小学生の頃にお母様を亡くされた際、お母様からの遺書を読むと、これまでの福田選手のご活躍と重なり、強く心を揺さぶります。

 

「好きなサッカーで

 世界に胸を張れる

 選手になってください」

 

大切な人から最後の言葉を受け取り、それを反芻することで生きる中での力に変えていく。お母様の言葉どおり、同じ日本人として世界に誇れるご活躍をされた福田選手に強く胸をうたれ、プレーの背景にある物語が観るものをいっそう魅了します。現在までプレーを続けていることは、サッカーの神様が福田選手に与えたご褒美であるように思います。サッカーをする父の姿を見た、奥様、娘たちと、家族として強い絆を築けていることが、福田選手を何より幸せにしている気がします。

 

努力を重ねることで、ご褒美のような時間が与えられる。

これはサッカーに限った話ではありません。オーディションにことごとく落選し、芸能生活最後のつもりで受けたマクロスのヒロインオーディションに合格した中島愛さん。全然人気を得られなくても、少しずつ活動を広げ、様々な背景をもつ9人のキャストを中心とした努力が実り、今や一時代を築いたアニメにまで成長したラブライブ!

もちろん、誰しもが得られる成功ではありません。しかし、努力を続けなければ何も始まらないことを僕らに教えてくれます。嫌なことがあると気持ちがめげてしまいそうになりますが、そんなときに自分を支え、もう少し頑張ってみようと思えるきっかけをくれるサッカーやアニメには本当に感謝しなければなりません。

 

経験が人を豊かにすると信じています。自分の中に閉じこもるのは簡単で、居心地は確かにいいです。しかし、そこから少しでも外に出て、いろいろなものに触れること。時には失敗をしながらも、そこから得られるものによって、自分の人生をより豊かにしてくれる。僕は今日もサッカーを観、アニメを観て、日々を生きる力を蓄えたいと思います。

 

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