TRY UNITE

声優、アニメ、たまにサッカーの事について、感じたことをつらつらと。

『鉄血のオルフェンズ 2期』を観終わって。

心に刺さったいくつもの感情をできるだけ記憶が鮮明なうちに確認するために

文章にしておこうと思います。

※ネタバレを含みますので、最後までご覧になっていない方がもしお読みに

 なられる際にはご注意ください。

 

まず、アニメをご覧になる皆さんはどういったものを求めているのでしょうか。

私は

「アニメを製作されている方々のいろんな想いを受け取ることで、一人の人間として

 心を豊かにしたい」

と思っています。

これはアニメ『SHIROBAKO』を観て以降、強く意識するようになりました。

人々を魅了する、絵、音楽、声。すべてがその作品を通して届けたい「何か」があり、

それを自分の中でどう受け止め、消化し、自分の心の糧とするか。

日本のアニメは世界に誇る文化だと強く考えていますし、この文化が末永く続くことを

心から願いながら、アニメを心から楽しんでいます。

 

では、この『鉄血のオルフェンズ』という作品は何を私に与えてくれたのか。

真っ先に浮かぶのが「家族」というキーワードです。

作品では血のつながりのない孤児たちが、オルガ・イツカという求心力のある

人物に寄り添うように大きな家族を形成し、苦境に立ち向かう姿がとても

印象的です。

私はちょうど結婚した時期にこの作品を楽しんでいたのですが、結婚もまさに

「血のつながりのない」二人が家族となることであり、苦境にどうやって

立ち向かっていくのか、苦しい時にどう支えあうのか、またどうやって家族と

なっていくのか、など多くの気づきがちりばめられていたように思います。

ちなみに戦争を描くガンダム作品には強い女性が多く登場します。

振り返ると自分の奥さんもどちらかといえば強い女性であるように思いますし、強い女性との接し方の教科書、という意味でもガンダムの価値は出てくるのかもしれません(笑)

 

続いてキャラクターの話を。

私が好きなキャラクターは「昭弘・アルトランド」です。

個人的に彼が一番感情移入しやすかった理由として、彼の実直さが挙げられます。

家族を構成する一人として、彼はその強さと自分に対するストイックさなどから

屋台骨のような役割を担っていたように思います。

新しく家庭を持った一人の男性として、彼のような自分への厳しさと、周囲への

期待に応えるためのストイックさに、たくさんの場面で胸を撃たれました。

天国ではラフタと二人で幸せな家庭を築いてくれているといいなぁ。

 

話の観点を少しずらしてガンダムの機体の話。

オルフェンズの主役機であるガンダムバルバトス

初めて観た時に少しこれまでの主役機との違和感があったのですが、最終話に

至るまでの過程でとても合点がいきました。

「悪魔」

そう呼ばれることに、とてもしっくり来るデザインだったように思うのです。

パイロット、三日月・オーガスの悪魔のような強さを、細見で、鋭さがあり、

西洋の悪魔を連想させ、とても魅力的な機体でした。

ただし、私は搭乗者とセットで機体が好きになるので昭弘の登場していた

ガンダム・グシオン

が好きなので、こんどガンプラ買って丁寧に作ろうと思ってます。

バルバトスも悪魔カラーに塗り替えるのも楽しそうです(笑)

 

魅力的なキャラクターであればあるほど死が近い。

オルフェンズでは精神上の安定を図るために、そのように思って作品を観ていました。

しかし、それは私たちの実生活でも大きな差は無いのかもしれません。

なぜなら人の生は決して約束されたものではなく、また必ず終わりのあるものだからです。

家族をもち、家族が増えたことで、人の生死を考える機会が増えたことで、この「鉄血のオルフェンズ」という作品が伝えてくれた多くのメッセージはとても価値があったように思います。

平和な社会で生きる私は鉄火団のように自分の命をかけて、働いているわけではありません。

しかし、国境を越えれば少年兵や戦争はまだ地球上に存在し、同じ社会の中に生きる希望をなくして自分で命を絶ってしまう人も多くいらっしゃいます。

そんな社会の中で私が果たす「大義」はなんなのか、あるいは大義ではなくとも懸命にその日を生きようとする理由をしっかりと見つめたいと思います。

まずは自分の家族を大切にするところから。

得られることの多かったこの作品はまたいつか見返したいと思います。

 

 

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ランカ・リーの誕生日に寄せて

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

今日は私の人生を変えてくれたランカちゃんの誕生日、ということで久しぶりに彼女について書いてみたいと思います。

「人生を変えた」なんて大げさかもしれませんが、それくらい彼女と彼女を演じる中島愛さんとの出会いが私にとって大きいものであり、ありがたいものであったことと、彼女らへの感謝の気持ちが伝えられたら幸いです。

 

ランカ・リー中島愛さんは私にとって

「自分の考えがきちんとあって、その考えの上に立ってきちんと行動ができ、言葉を発することができる人」

という印象を抱いています。

歌、家族、そして愛する人に対して接するランカ・リーは周囲に力をもたらすことができます。それは彼女が若さゆえの揺らぎがありながらも、自分と向き合いながらその素晴らしい歌声で世界に大きな力を与えていったのだと考えます。

また演じる中島愛さんご自身も、大きなプレッシャーと常に向き合いながら、きっと心をすり減らしながらも笑顔を絶やさず、どんどん素晴らしい歌、演技を披露してくれました。それは彼女が一人の演技者として周囲に支えられながら、しっかりと自分の考え、気持ちをきちんと持っていたからだと受け止めています。

 

そういった二人と出会い、ただ流されるままに生きていた自分は自分自身を見つめ直す大きなきっかけとなりました。

中島愛さんを応援することを通して、自分の人生を見つめ直し、自分がどういう考えの上に、どう行動し、どう発言するか、少しずつ考えられるようになったのです。

 

まだまだ未熟な私はその過程でたくさんの失敗、過ちを経験しました。

自分という殻の中にこもって周囲のことを考えられないこと。

相手の立場になって考えるということの難しさ。

言葉が、行動が相手に与える影響の大きさ。

誤った言葉をかけ続けることで、言葉のもつ力ゆえに誤った結果を生んでしまうこと。

挙げればきりがありません。

 

しかし、自分の行動を、言葉を見つめなすことで、今はまだ小さいながらも毎日幸せを感じながら生活ができています。

それは自分が今まで避けてきたことと向き合い、自分がどう接するべきか考え、実際に行動で考えや気持ちを示すこと。

とても苦しいことの連続ですが、一歩ずつ、確実に自分が思い描く人生がより具体的になってきていることを実感しています。

 

人として考えがしっかりとなければ、誰かを感動させることは難しい。

私はそう考えています。

多くの人をその歌や言動で感動させているランカちゃんと中島愛さんはその言動が周囲の力になるくらい、しっかりとした自分の考えの上に立っています。

日々、ニュースを見るにつけてもそういった人の価値をあらためて感じながら、二人に出会えたことが、どれだけありがたいことであったかを今日、この日に感じています。

 

ランカちゃん、お誕生日おめでとうございます。

弱い私をその歌で、行動で、きっとこれからも強く支えてくれると信じています。

きっといつか、あなたのような芯をもち、周囲に元気を与えられる存在に私もなれるよう、日々を大切に過ごせたらと思います。

 

今日はランカ・リー曲をあらためて心に沁みこませることにします。

 


劇場版マクロスFサヨナラノツバサED主題歌「ホシキラ」

「RPGのプレイ方法」の話。

瀧本哲史さんの『戦略がすべて』を読んでいます。

その中に「資本主義の基本をRPGで学べ、かつそのプレイ方法で仕事のパフォーマンスの質が上がる」という話がありました。これが非常に興味深かったので、いろいろなことにあてはめてみたいと思います。

 

まずは瀧本さんのおっしゃることを簡単に説明すると、資本主義には「分業制」「熟練制」「資本蓄積」と「設備投資」という基本要素があり、それらをRPGをプレイしながら学べる、ということです。

瀧本さんの言葉を借りるのであれば、戦士、魔法使いなどの職業選択が「分業制」、職業の「熟練度」を増し、上位職業にすることでゲームを有利に進めることができます。これは仕事を通じて専門知識を得、今の社会であればひとつの専門的なスキルではなく、複数のスキルを組み合わせることでより活躍の場が広がる、ということと繋がります。また、「資本蓄積」は戦闘などを通じての通貨の蓄積、そしてそれらをどのタイミングで、どの装備などに「設備投資」するか、ということです。

こういう資本主義要素を含んだゲームであるRPGをどうプレイしていたか、これがいろんなものに影響しているというのです。

 

実際、私も強い衝撃を受けました。

私は今「自分の頭でしっかりと考えること」の大切さを今更ながら感じ、実践しようとしているのですが、つまりこれまでは実践できていなかったのです。

そして私は「攻略サイトを見ながら、最短で楽にRPGをプレイしようとしていた」のです。私の楽しみ方が「RPGの物語を楽しむ」というところに重きをおいていたのですが、これでは「自分で考える」と言う要素が大きく損なわれてしまいます。RPGの遊び方一つから、自分の課題が透けてみえてしまった瞬間でした。

 

付け加えるのであれば、ゲーム以外にも娯楽に溢れていると、ゲームだけに時間を費やせず、私はどうしても効率を求めてしまっていた、のです。

たくさんの魅力的なコンテンツに触れました、その時にただ楽しんでいるだけでした、何も考えていませんでした、おしまい。

これではとてももったいないな、と今更ながら感じます。

コンテンツに対して、自分の頭で、なんで自分は魅力的だと感じるのか、どうして多くの人に愛されているのか、というのを、他の人から発信された情報をうのみにするのではなく、自分の頭でも考えてみるというのが、自分にとって肝要でありそうです。

 

そこで今、私は日々の生活の中で、いろいろなものに対して「仮説」を立てて、それを検証してみる、ということをしてみたいと思っています。

「仮説」といっても、それはとても小さなことに対してで「同居人は何時ぐらいに返ってくるか、何を食べたいか」であるとか、「コミケで友だちに代理で買い物を頼みたいけど、どう頼めば気持ちよく買い物をしてくれるか」といったところです。

他の皆さんにとっては当たり前すぎるのかもしれませんが、こういったことが全然出来ていなかったのが私の現状なので、このレベルからスタートしています。

 

また、この話を聞いて頭に浮かんだのがとあるサッカーチームの変わったトレーニングです。

blog.domesoccer.jp

 

バイバルな環境下では「RPG」的な経験を自分自身として経験できます。

RPGも広くとらえると「世界の中で生き抜く」ことが要素として根底にあると思いますし、個人的には「自分の頭で考える」選手を育てることができそうだと、あらためて感じました。

 

また、今年のコミケでは西川兄貴が参戦されていたのが話題になりました。

news.livedoor.com

 

有名人のコミケ参戦は少し手法を変えると面白いと思うのです。

特に作品との兼ね合いなど様々な制約の上で作品を発表する機会の多い声優さんにとっては、「自分はこれが面白いと思う」というのを制約を取り除き、「自分の名義を隠して」サークル参加されてみたらどうかな、と。

コミケの空間は「自分自身の作品、キャラクターなどへの思い」で満ちています。それはサークルの方も、参加される方も同じ。ということは、自分のいいと思っているものがどれだけ良いか、というのをフラットに評価してもらえる場所だと思うのです。

知名度を生かして、売りたいものを売る、というのもいいでしょう。

ただ、個人的にはそれでは売り出したものが、本当に良いものかどうか、判断してもらえない部分が出てきてしまうと思います。「メディア、会社の力」を取り除いた、個人的な魅力を試す機会としての同人参加はひとつ、サバイバルの中で生き抜く力を鍛えてくれるように思います。

 

「皆さんはRPGをどうプレイしていましたか?」

今はゲームをする機会が少ないですが、機会があれば少なくとも攻略サイトには頼らずに、自分の頭で考えながらゲームを楽しみたいと思います。

バイバルな資本主義の中で生き抜く力を、RPGを通して楽しみながら養ってみてはいかがでしょうか。

 

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「箱庭のヒーロー」の話。

先月、ありがたいことに声優の悠木碧さんと竹達彩奈さんのユニット、petit miladyのアルバムをいただきました。ようやく落ち着いて聴けたので、その感想を少し。

 

まず、いただいたアルバムは"Mille Mercis"というファンセレクトの楽曲を集めたアルバムでした。

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「たくさんのありがとう」と名づけられたアルバムは僕のようないちげんさんには、どんなユニットなのか、名刺代わりの一枚となりました。

多彩な表現で様々な世界観の中で、多くのキャラクターを演じ分ける悠木さん。

「理詰め」ではなく、個性ある「本能、感覚」でキャラクターを表現できる竹達さん。

ユニットとしての関係性は詳しく知らないので、主観も主観なのですが、異なる個性がいい意味での化学反応を起こして、いい表現が感じられそうなユニットだと思います。

 

僕は只野菜摘さん作詞の曲が好み、というのが楽曲を聴いた率直な感想です。

只野菜摘 - Wikipedia

 

ひとつのユニットをどう認識して、どう好きになるか、というのは本当に人それぞれだと思いますが、僕は表現者としての悠木さんと竹達さんが好きなので、そこをポイントにしている楽曲に惹かれるんだと思います。

只野さんの歌詞は「詩的、センチメンタル、ポジティブ」という印象があります。

「声優」としてトップで活躍されている二人が、音楽でその魅力を表現する時に、二人のもつ表現力が、只野さんの歌詞によって引き出されている気がします。

 

そして、私が一番好きな曲は11曲目の「箱庭のヒーロー」です。

www.youtube.com

www.kasi-time.com

 

「心にまだある箱庭で

 幼い僕が戦っている

 誰かのヒーローになりたいなら

 たいせつなものを守れって」

 

歌詞の抜粋ですが、一線で活躍されている方には、どこかにもっている感情を表している気がします。サッカー日本代表の本田選手がイタリアの名門ACミランに移籍した時に「偉大なクラブへの移籍、背番号をどうするかで考えた時、リトル本田の言葉に従った」という主旨のコメントを残しています。自分の心の中には「ああしたい」「こうしたい」という気持ちで溢れていて、それを現実と照らし合わせて、叶えようと努力している、できている人が自分の思い描く「ヒーロー」に近づけるのだろうなぁと思います。

僕が好きなサッカーの世界、アニメの世界にはそういった方がたくさん活躍されていて、優秀な他者と常に比較されながら日々仕事をされています。その中で、どうして自分はその世界で生きていきたいと思うのか、という「たいせつなもの」は欠かせないと感じています。初めに感じた憧れや、素直な気持ち。それを忘れず、日々続けていくことが出来る、というのも、長く活躍するのに欠かせないと考えます。

 

「二人で歌うならこんな歌がいい」

というコンセプトから生まれた楽曲から、二人が声優として活躍される理由を、勝手に感じ取れた気がします。弱いオタクはお金を投じて応援することはできませんが、きっとそれぞれに「たいせつなもの」を胸にお仕事をされている悠木さんと竹達さん、そしてそれを受け取ったファンの方々の声援はいろいろなものを感じ取り、日々を楽しく生きるための元気をもらえる、のではないでしょうか。

「ふだんどおり」の話。

「ふだんどおり」。

これがすごく難しくなる瞬間がある。

「環境に大きな変化があったとき」

「大きなプレッシャーを感じたとき」

「もう少しだと気を緩めてしまったとき」

僕はこの数日間でこれを強く感じた。

 

今まで当たり前だと思っていたことが、環境の変化に伴って気持ちが変化すると、当たり前だと思えなくなる。良さを強く感じていたのに、他の良さにたくさん触れると少し前の気持ちを思い出せなくなる。

「ふだんどおり」であることの有難さと、今をしっかりと大事にしないと、あっという間にいろんなものが無くなってしまう。これは頭ではわかっていたけど、いつ、どのタイミングで、何が起こるかなんてわからない。だからこそ、今を一生懸命、楽していかなきゃなぁと思う。

 

「プレッシャー」。これも「ふだんどおり」でなくなる瞬間。だけど、「プレッシャー」が「ふだん」になると、心に圧力を感じなくなったりする。

先日のリオオリンピック。サッカー男子日本代表の選手たちのプレーからも、それがよくわかった。アジアの最終予選で見せてくれた力強さ、団結力が影を潜め、相手と戦う前に、まずは置かれた状況と闘ってる印象。手倉森監督が選んだメンバーの経験値の少なさを露呈してしまったけれど、これが今の日本で戦う選手たちの実力なんだとひしひしと感じたり。

「大舞台に強い選手」を育てたいなら、「大舞台」を設けないといけない。大舞台には多くの人の目が向いていないといけないし、そこで勝ちたいという強いモチベーションをかきたてるものでないといけない。そこはまだヨーロッパ、南米に分がかなりあるけど、じゃあ日本でもそういった環境を整えられないのか、というのを考えないといけない。

藤春選手のオウンゴールだって「ふだんどおり」なら生まれなかったプレーだと思う。だけど「ふだんどおり」にならないというのは、ピッチに立った選手しかわからない。僕ら外から見ている立場の人間は、どうして起こってしまったんだろうというのを考えて、じゃあ自分は何が出来るか、というのを考える人が増えること。それが日本のサッカーを強くすると思う。

 

最後に「気のゆるみ」から来る「ふだんどおり」にならないこと。

昨日のJ2、町田vs山口を見ていて、前半のロスタイムに起こったことはこれまでの町田の選手たちの戦いぶりから見たら、信じられないできことだった。前後半をタフに戦い抜いて、接戦をものにする。チームとしてJ2の経験が豊富なチームに対して互角以上に戦えていたのは、しっかりと戦い抜くことが出来ていたからだと思う。よく2-0は危険なスコア、というけど、それを危険だと思わせなかったのが町田の強さだったと思う。それが失われている今、チームとして良かった時を思い出したり、中村選手のように新しいチームの戦力が出てきたり、何かきっかけが必要な状況だと思う。

 

皆さんが失いたくない「ふだんどおり」って何ですか。

変化の中にいる自分にとって、「ふだん」がわからないんです。「ふだん」どおりアニメを観る時間もなかったり、「ふだん」どおりラジオを聴く機会も見つからない。代わりに毎晩の献立を考えることが「ふだん」になったり、生活のための掃除に精を出すのが「ふだん」になったり。

僕が今思うのは、「ふだん」を「ふだん」だと軽んじないこと。今できること、やれていること、接しているものに感謝をすることを忘れないようにしたいです。比較の中で生きていると、どうしても何かを重んじて、何かを軽んじてしまうけど、軽んじてしまったものをどうしたら軽んじることがないか、を少しずつ考えながら。人としてこつこつ、地道に。毎日を大事にしたい。

「ものがたり」の話。

どこで読んだ話か忘れてしまったけれど、「ものがたり」を通すと一つの事象、ものが伝わりやすいらしい。何かの魅力を伝える時に、ストーリー仕立てにして、事実と合わせて感情までセットで伝えた方が、良いとかなんとか。そんな話だった気がする。

オタクであるところの僕は、今の今まで「ものがたり」に影響を受け続けてここまで来たのだと感じる。影響を受ける、という言葉を正確に言うと「その心地よい中に浸って、何も考えな」かったんだと。

 

僕の好きなアニメの世界は心地が良くて、ただそこに浸っていれば良かった。自分の中の喜怒哀楽を震わせてくれるものを、ただただ享受するだけの時間。

それが変わったのがいわゆるアニメの「中の人」を意識した瞬間だったように思う。アニメの向こう側では、ひとりひとりの人間が一生懸命に作品を届けようとしている。その当たり前の事実に、頭ではなく、身体でも感じられた時に、僕の頭のどこかにあるスイッチが切り替わったんだと、今から振り返るとそう思う。2012年4月8日は僕にとって、スイッチを押してくれたとても特別な一日でした。

 

一つのとても魅力的な「ものがたり」に触れて、自分の人生がどうやったらもっと楽しくなりそうか。そう考える瞬間が増えました。アニメに触れて楽しい時間はもちろん充実しているけれど、そこから離れても、自分の人生がもっと何とかならないものか。そう思っていると、いろいろとやりたいこと、やらなきゃいけないことがたくさんあって、それを手の届くところから一つずつ、一つずつ、一生懸命にやってきたつもりです。

 

そうやって一生懸命にやってきた中で、先日2016年7月9日を迎えました。その日一日で、楽しい事、嬉しい事だけではなく、嫌な事、苦しい事まで、日が経った今でもなかなか上手く消化できていないことばかりです。ただ、消化できたことを挙げるとすれば、もっと自分と向き合って、まずは自分の身の周りにあるいろんな壁をよじ登ろうとするところをしないといけないし、そこに時間をかけたいと思うようになりました。きっとその壁は前からあったのに、見て見ぬふりをしてきたものばかりであるように思えます。楽しいことは2012年からたくさんあった。だから今度は時間とお金の使い方を少し変えてみようか。と思っています。与えられるのではなくて、自分自身がもっといろんな経験をしてみたい。心からそう思わせてくれる素晴らしい時間、一日でした。何より、自分の時間を、毎日を一生懸命生きることがどれだけ楽しくて、それを積み重ねていくと、何が得られるのか。それをまざまざと感じさせてくれた気がします。

 

皆さんはどんな「ものがたり」の中で過ごしたいですか?

今、僕はアニメと同じくらい、そこに興味があります。皆さんの中でアニメはどんな位置づけで、どんな風に付き合っているのか。そこから皆さんはどんな「ものがたり」を生きているのか。アンケートの選択肢の中からではなくて、どこかの居酒屋でそんな話をたくさんすること。それを今後の小さな楽しみとしたいと思います。

LIVE 千菅春香さん 1st ワンマンライブ 「FIRST TRY!」をセトリに合わせて振り返り。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

忘れないうちに感想を!振り返りを!と思っていたら、いろいろと忙しくしてしまっているので、まずはライブの中心であった楽曲に対する感想を残します。

本当はこの日のMCやら、この日に至る想いやら、日頃お世話になっている方への感謝などなどいろいろと書きたいのですが、少しずつ、ということにしたいと思います。

 

【ライブ全体の感想】

これまでどおり、とても安定したパフォーマンスで、素晴らしかったのではないでしょうか。セットリストもメリハリがついていましたし、感情の揺れ動きがとてもしなやかで、優しかったように思います。

 

01 Break On Through

アルバム発売されてから、ワンマンの始まりはこの曲か、プラネット・クレイドルのどちらかだろうな、、、と勝手に予想していたので、ライブを一気に盛り上げてくれました。少し表情が硬いように見受けられたけど、それでもあれだけお客さんを盛り上げる歌を歌えてしまうってすごいなぁって見ていました。


02 プラネット・クレイド

イントロが流れた瞬間、走馬燈のようにこれまでの記憶がよみがえって、涙が出てきました。この曲とこれまでずっとTRY!してきたんですよね。この日も壁なんて無くなって、広い宇宙の中で歌っても、声がどこまでも飛んで行ってしまうんじゃないかなと思って聴いていました。


03 愛の詩 - words of love -

セットリストの流れに沿うのかな?と思っていたのを、気持ちよく壊してくれました笑。5月から何度も聴いてきましたが、この曲を聴く度に、アニメでシルヴィアが歌うシーンが思い出されて、この後は声に、音に形があるかのようなイメージでライブを楽しんでいました。「音」に意識しているだけでも、とても変化に富んでいるのが、ちっすーのすごいところだと思います。


04 愛の太陽

今カップリングなどから歌うなら、やはりこの曲ですよね。どこかでサプライズになるような曲はあるのかな?と思っていましたが、この日は選曲でのTRY!は控えめだったのかもしれません。だってこの後に、大きなTRY!が待っていたんですから。そういう意味でも、ここのところ歌いなれたこの曲が「精神安定剤」みたいな立ち位置だったのかも。歌いながらシルヴィアが心のどこかで寄り添ってくれていたり?というのは、オタクの考えすぎですね笑。


05 希望の花 (弾き語り)

シングル曲で、僕が一番好きになった曲が、ちっすー自身のピアノ伴奏で歌われていたこの数分間は心がこの日一番大きく震えた瞬間だったように思います。ピアノの音がとても優しく、すこしゆっくりなペースに感じたのですが、音が優しく心に沁みこんでいくイメージや、歩き出すイメージが想像できて、いっそう心に響きました。飛犬さんはこれを次のシングルの特典に音源でつけてくれるんですよね?!笑


06 リフレイン

北川さんがこの曲をちっすーに書き下ろした理由を、小一時間くらいかけて、オタクと話しあいたいです笑。心根が明るい、ポジティブなちっすーに歌詞を寄せつつ、アルバムにこれでもかと違った印象を引き出してくれるのに一躍かってくれている曲だと思うのですが。以前、ちっすーが坂本真綾さんの「光あれ」が好きだという話をしていたので、そういう雰囲気の曲も期待したさせてくれる曲だと思っています。

 

07 心アシンメトリー

すごくきれいなながれで、ここまで歌い上げてくれたと思います。この曲を聴いたのはいつぶりだっけ、と思いながら、応援しだしたときにたくさん聴いた曲なので、当時をいい具合に思い出しながら、聴いていました。ここでも泣いてます。


08 絶滅危愚少女!

この曲のイントロが流れた瞬間。どうして生バンドではないんだ!!!!と思ったのは、僕だけではなかったと思います笑。その代りにダンサーの方々が盛り上げてくれましたが、それがなかったら、どうなっていたか笑。何度も歌ったこの曲を、ダンサーの皆さんと一緒に盛り上げる姿を見て、あぁ、僕はいまワンマンライブに来れているんだな、と実感したのを覚えています。


09 本当の声をあなたに預けたくて -haruka solo ver.-

この曲が流れた瞬間、前方にいたオタクが絶叫しましたが、気持ちはすごくよくわかります笑。少し驚いたけど、あれくらい声をだして「キターーーーーーーー」感だしてもいいくらい、ロックなちっすーを存分に堪能できました。ちなみに、この日は音源よりも少しちっすー本来の声に近い印象を受けました。よりロックに近い音源の声をちっすーに出させた部長はやはりすげぇ。


10 あなたの春香さん

このあたりのMCの雰囲気がとても良かったんだけど、記憶がおぼろげ、、、ただ、会場が一体となるような曲があるのはいいなぁ、と感じながら「はるかさん」と叫んでました。前だったら少し恥ずかしがって、大きな声を出さなかったんだろうけど。ライブ終わりに声が枯れていたのは、久しぶりに大きな声を出したせいです。


11 モモキュンソード

このライブで好きになった曲です。合いの手というか、コールアンドレスポンスって、やっぱり楽しいんだな、って。胸キュンしそうと声をだしつつ、幸せなこの空間に胸キュンしていたオタクは僕だけではないはず笑。


12 ジュ・ジュテーム・コミュニケーション

この曲でも「神!」と叫ぶオタクがいましたね。ええ、神なんじゃないでしょうか笑。

こんなに歌うのが難しい曲を、こんなライブ終盤にもってきても、いままでどおりに平然と、ではないのだろうけど、ポップに歌うちっすーはやっぱりすごいし、神なのかも笑。振り付けが可愛かった気がするんだけど、既に幸せに包まれて頭がどこかに飛んでいたであろうオタクの記憶に残っていないのが残念すぎる。


13 TRY! TRY! TRY!

イントロから泣きました。むしろ、この前のMCから泣いていました笑。それくらい千菅さんの良さがぎゅっと詰まってる曲で、とてもとてもとても好きです。この曲だけで長々ブログが書けてしまうのですが。僕が一番好きなフレーズだけ紹介だけすると

 

「闘って 諦めて 泣いて それでも」

 

ここの歌詞に千菅さんを強く感じます。

苦しくても「それでも」とTRY!してきたから、今日のステージがあったし、たくさんの方々が魅了されているんだよな、と心震えるフレーズです。ちっすー、また歌詞書いて!と強く強く強く願ってます。

 

EN01 桃色ファンタジー

このアンコールの入り方は工夫されてるなーと思ったんですけど、生バンドでないワンマンライブに参加したのが初めてだったからかもしれません。何十回と振り付け講座は観ましたが、何回みても、あの動画見て笑顔になれるの、本当に好きです。また振り付き曲に出会えたりしないかなー。


EN02 あなたのほほえみ (ピアノ:コミネリサ)

正直、この曲は自分のオタク人生の「ある瞬間」をリフレインさせるので、聴く度に心苦しくなるんです。救いなのが「遠い」と始まってくれるので、ちっすーが故郷を想って歌ってるんだ、と勝手に脳内変換して、岩手から出てきて、ひとりでも逞しく生きていこうと優しく思っているんだとして聴くことで、ようやく心が温まります笑。ほほえみだけがあれば生きていける、そんなオタクに僕はなりたいです。

 

WEN あなたの春香さん

しんみり終わるのは、ちっすーらしくないんだな、そう思いました。楽しく、大きな声をだして、笑顔でお別れする。それはとてもいい終わり方だと思うし、そうやってこれからもっと、たくさんの方を魅了してくれると信じています。

 

【終わりに】

いろいろしていたのもあって、いよいよワンマンライブだ!みたいに、しみじみとこれまでを振り返ることなく、ライブを迎えてしまいました。少し後悔はしながらも、自分なりにいろんなTRY!をしながら、ライブを迎えられて、それはそれでよかったのかな、とこの日のちっすーの歌を、MCを聴いていて思いました。TRY!の過程では、苦しかったり、失敗したり。でも、それを通して他の方からの温かい支え、誰かの優しさにたくさん触れて、ライブを迎えられたと思っているからです。次のワンマンライブはいつになるのかわからないけど、その時までに少しでもTRY!を重ねた自分で、ライブに参加できたらいいなぁ。